他好きにおけるラリ期の特徴とは?時期や気持ちの推移、起こりやすい症状を解説!

他好き

あなたは「ラリ期」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

ラリ期はまさに「ラリっている」に端を発する言葉で、パートナーがいながら他の相手との関係が盛り上がってしまって、まるで沼にハマるかの如く中毒状態に陥ってしまっている期間のことを指します。

今回は改めてラリ期とはどんな意味を持つのか、ラリ期中に現れやすい症状や、どれくらいの期間続いていつ終わるのかについて、紹介していきたいと思います。

そもそもラリ期の意味とは?

冒頭でも少し触れた通り、ラリ期とは「ラリっている」から来ている、まるで中毒状態に陥ってしまっているかのような期間のことを指します。

アルコールにしろドラッグやギャンブルにしろ、依存性のあるものにハマりすぎてしまうと、他者から見ると病的なまでにそのことばかりしか考えられなくなってしまいますよね?

中毒になってしまいやすいものとは、往々にして刺激の強いものです。

恋愛においては、お互いにフリーな人同士がデートをしたりお付き合いに至ったりするのに比べ、すでに誰かのパートナーである人を好きになる・パートナーがいるのに他の人と恋愛関係になってしまう、といったことも刺激的な要素の一つと言えます。

そして、ラリ期に入ってしまうと、その人にとってはこうした他好き状態・浮気状態の相手のことが生活の中心になってしまうのです。

パートナーがいる人に手を出している・パートナーがいながら他の人とデートなどをしているわけですから、当然最初のうちはパートナーにバレないように、と考えて慎重な行動を心がけるはずです。

しかし、他好き状態の相手との関係が燃え上がり、のめり込み過ぎてしまうと、相手と会うことばかりを考えてしまうのです。

他好き相手に対する好意が抑えきれなくなった結果、他のことが手につかなくなるほど四六時中相手のことで頭がいっぱいになってしまい、わずかな時間でも捻出できれば会おうとするようになる。

周囲が見えなくなり、他好き相手とのことがバレてしまう危険よりも、自分の気持ちを優先してしまうのがラリ期の特徴だとも言えるのです。

ラリ期に見られがちな代表的な症状

ラリ期とはどんな状態を指すのか、その意味についてお伝えしましたが、ここからはラリ期に入るとどんな行動・症状が見られるのかについて見ていきましょう。

周囲が見えなくなる

ラリ期中の代表的な症状の一つに、周囲が見えなくなってしまうというものがあります。要するに、完全に二人の世界に入ってしまっている状態ですね。

ラリ期に陥ってしまった人の目には、他好きしてしまったお互いのことしか見えていません。

パートナーがいるということも二人にとってはお互いとの関係を燃え上がらせるためのエッセンスにすぎず、自分たちがまるでロミオとジュリエットであるかのように思い込み、障害のある恋という状況に陶酔してしまうのです。

二人の関係以外の優先順位が下がりますから、中には仕事にも影響が出てしまう人も出てきます。

上記のような状況では、その人のことを大切に思えばこそ、善意からアドバイスしようとする人も出てくるかもしれませんが、ラリ期に陥っていると他人の言うことには聞く耳を持たなくなってしまいます。

ですが、ラリ期だからこそ、自分が今いかに幸せなのかについては惚気たくなります。

だからこそ、うっかり浮気していることをくちにしてしまうのもラリ期の特徴の一つ。

ですが、ここで浮気は良くない、と諭そうとしても、やはり彼らは聞く耳を持ちません。逆に、なぜ自分たちの恋を応援せずに邪魔しようとするのか、と詰られるでしょう。

そして二人はさらに結束を固め、さらなる深みへとハマっていってしまうのです。

バレる危険よりも会いたい気持ちが勝る

ラリ期に入ると周囲が見えなくなるということをお伝えしましたが、このことにより、危険をかえりみない行動をとるようになる、ということも代表的な症状として挙げられます。

倫理的な面は一旦置いておくとして、不倫とは違って独身の男女の浮気は、法的に咎められることはほぼないでしょう。

とはいえ、やはりパートナーがいるにも関わらず他の異性と親密な関係になることをよく思わない人も多く、普通ならパートナーはもちろんのこと、家族や友人にも内緒にしておくという判断をする人の方が一般的です。

バレてしまえばパートナーのいる側は相手との関係が険悪になり、最悪のケースでは別れることになることは、誰しもが予想できることだからです。

しかし、他好き相手とお互いのことしか見えない状態になっていると、バレる危険性やバレてしまった後のことを想像するよりも、相手と少しでも一緒にいたいという気持ちが優先される状態になってしまいます。

だからこそ、どんなに言い繕っても怪しまれることは分かりそうなものなのに朝帰りをしてしまう。友人などに目撃される可能性が高いにも関わらず、彼女の家やラブホテルなどではなく、街中で普通にデートしてしまう。

このように、危険をかえりみない行動をとってしまうのです。

ラリ期ゆえに、危機察知能力がバグってしまう、と言い換えても良いかもしれませんね。

心の底からお互いが愛おしく、言い知れないほどの幸福感を得られる

ラリ期は、当人にとっては何も悪いことばかりではありません。

心の底からお互いが愛おしく、生まれて初めてこんなに人を好きになれた、ずっと相手と一緒にいたい、というように、自分が相手を愛する喜び、そして相手からも同じくらいかそれ以上の愛される喜びが得られるという体験。

これはやはり何にも変え難いほどの幸福感と言えるでしょう。

そして、パートナーがいながら他の人を好きになってしまう・他の人のパートナーを奪おうとしていることによる罪悪感や背徳感によって、二人の気持ちをさらに加速させるのです。

そして、たとえ最初は一緒にいられるだけで良いと思って始めた恋だったとしても、徐々にパートナーと別れて結ばれたいと思うようになっていく。

障害がある恋ほど燃え上がりやすいとは言われていますが、悪いことをしていると感じるほど、相手に対する思いが強くなっていくのです。

ラリ期の期間と男女に起こる変化

ラリ期の意味や、最中にどんな症状が見られるのかについて見てきましたが、ここからはラリ期がいつ始まっていつ終わるのか、その際に起こる男女での変化について見ていきましょう。

ラリ期はだいたい関係開始から3ヶ月くらいかけて盛り上がり、ピークを迎える

ラリ期はいつから始まってどの程度続き、いつ終わりを迎えるものなのでしょうか。

基本的にはどんな他好きの事例でも似たような道をたどることになるかと思いますが、まず、だいたいの場合他好きしてしまった当初はパートナーに悪い、と、そのことを隠そうとします。

たとえ他好き相手と両思いであることがわかっても姿勢は変わらず、連絡を取り合っていることがバレないようにスマホにロックをかけたり、こっそりと会うようにするはずです。

ですが、残念ながら人間とは欲深い生き物。

内緒で恋を続けているうちに、堂々とデートしたい、イチャイチャしたいなど、もっと親密な関係を、という気持ちが出てきてしまうのです。

こうした気持ちは徐々に盛り上がっていき、ひと月くらい経てば自分たちでも後戻りができないくらい抑制が効かなくなってきてしまうのです。

そして、ダメなことをしているという背徳感や罪悪感を燃料に、3ヶ月くらいまでは燃え続けるのです。

ラリ期もいずれは倦怠期に突入する

どんなカップルでも、その大きさに差こそあれ、倦怠期を迎えるものです。

他好きをきっかけに親密になった2人についてももちろん例外ではありません。

ラリ期も3ヶ月程度でピークを迎えるということは前にも書きましたが、寸暇を惜しんで相手に会いたいと燃えていた気持ちも、だいたい3ヶ月くらいも経てばこの状態が日常になってきます。

人は誰でも慣れたり飽きたりするものですから、この頃にはあんなに燃え上がっていた気持ちも落ち着きを取り戻して来て、冷静な判断ができるようになってくるのです。

背徳感や罪悪感から来る刺激も感じなくなり、次第に2人の間はマンネリ化してくるでしょう。

この倦怠期ですが、3の倍数で起こりやすいというのはよく言われていることですよね。

そして、倦怠期・マンネリは男女に関わらず起こるものです。

ラリ期の頃は相手がどんなことをしても許せるし、それどころか愛しいとさえ感じていたとしても、この倦怠期を機に、相手の欠点や不満が出て来ます。

そして、この段階で関係を維持するためにお互いに努力をしないと、ラリ期の頃が嘘だったかのように、互いに対する愛は一瞬で冷めてしまうのです。

片方のラリ期が終わらないといったケースも

ラリ期中の男女の気持ちについてはだいたい同じですが、始まる時期や終わる時、どのように気持ちが変化していくかは必ずしも全ての人が同じ、というわけではないでしょう。

時には片方が2人の関係に慣れてマンネリを感じるようになったのに、もう片方はまだラリ期の真っ只中、ということも当然起こりえます。

あれだけ、パートナーより君と一緒にいたいと言ってくれていた相手が一転して自分に冷たくなる姿にショックを受けないわけがありませんよね。

ですが、気持ちの温度差の激しさに溜まった不満を相手にぶつけてしまえば、ラリ期に戻るどころか2人の関係を維持することも困難になってくるでしょう。

どうして○○してくれなくなったの?!などと糾弾すれば、ラリ期が終わった相手の気持ちはますます冷め、距離を置かれてしまうようになるのです。

激しく求め合うような濃密な時はこの上ない幸福感が得られるものですが、同時に、あくまで一過性のもの。その事実を変えることはできないのです。

相手を失いたくないのなら、気持ちを汲んだ上で、安定した関係を目指していく方が、2人の関係を持続させるためには賢明とも言えるでしょう。

まとめ

今回は他好きによるラリ期の特徴や、ピーク時〜倦怠期の気持ちの推移について紹介して来ました。

もしあなたがすでに誰かのパートナーである人との関係に悩んでいて、相手のことを手放したくないのなら、最後に挙げたように、自分といて居心地がいいと感じてもらえる安定的な関係を目指していくと良いでしょう。

他方、もし今あなたがパートナーの他好きに悩んでいるのだとしたら、ラリ期とはあくまで一過性のものなので、気持ちが落ち着き、倦怠期から自然と破綻していくのを待つのも一つの手かもしれません。

今回の記事が参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました